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2019.12.26

されど 蝶々。

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12月22日の朝、路地の植木に水遣りをしているとローズマリーの鉢の中で何かがバタバタと動いた。

あっ! 12月8日に蛹化したツマグロヒョウモンが羽化している!

てっきりこの子は越冬するものだと思っていたのだが、、、

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【雄の褄黒豹紋】

しかし、羽化したのは良いけど、この時期にツマグロヒョウモンが飛んでいるのを見た事が無い。
ネットで調べると、どのサイトも成虫が見られるのは4月頃~11月頃となっている。
比較的暖かい冬ではあるが、もう年の瀬なのだ。
果たして雌のツマグロヒョウモンに出会えるのだろうか?
そして、エサになる花の蜜は確保できるのだろうか?それが心配である。

ちょっと出てくるタイミングを間違ったかな?

しばらくその姿勢でジッとしていたのだが、、、昼過ぎに見に行くとまだそのままの姿勢。
夕方から雨が降って来たので、ローズマリーの鉢を雨の当たらないところに移動させておいた。
結局、あくる日の昼頃、留守をしている間に彼は旅立っていったようだ。

ガンバレ! 褄黒くん!

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今週は、ひたすらヒノキの板削り。 

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『許状挟み』と言って、免状を2枚の板に挟んで真田紐で結わえるもので、
長さ8寸5分。幅3寸5分。厚み2分の檜の柾目板が2枚で1組。
下側の板に真田紐を通す長孔と溝を掘ってあるのだが、このくらいの厚みの板の場合、溝を掘ったりすると必ず反りや捻じれが生じてしまうので、これを寸六鉋で修正しながら仕上げ削りをする。
そして、平滑に削り合わせた板の木口、木端を削り、最後に小鉋で坊主面取り。
これが110組。220枚あるので、意外と時間が掛かってしまう。
今日で、1日3時間が7日目。

寸六鉋や寸八鉋を長時間使い続けた事のある人は分かると思うけど、連続で3時間やってると指の関節が腫れてくるのである。
なので、3時間以上鉋を握っていると右手の指先の皮膚の感覚が麻痺してきて指関節も痛くて鉋を握っていられなくなってしまう。
そして、あくる日は右手中指と薬指の関節痛に加えて肘関節痛、腰痛、腹筋と上腕三頭筋の筋肉痛に見舞われるのだ。

あゝ、、、それも漸く明日完成する見込み。

この仕事は、11月末に納品予定の案件。
『朝からグルグル目眩でイタコンふ~らふら』が無ければ、今頃ゆっくりテレビでも観て笑っていられたのだけど、、、

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12月25日の朝、ギャラリーのシャッターを開けに行くと、道路の端っこに蝶々らしきものがうずくまっていた。

近付いて見ると雄のツマグロヒョウモンが翅を閉じたままじっとしている。
良く見ると人に踏まれてしまったのか?翅が所々傷んでお腹から血が出ている。
もしかして、2日前に旅立っていったあの子なのか?
それとも2匹いた幼虫の片方が近くで羽化していたのか?

どちらにしてもこの状態では、もう飛ぶ事も出来ないだろうし花の蜜も確保できないどころか、また人や車に轢かれてしまう。

可愛そうだけど、そっと手ですくって鉢植えの桃の木の根元に置いてやった。
その日の夜、雨が降っていたので濡れないように桃の鉢を移動しておいた。

今朝、褄黒くんの様子を見に行くと今にもひっくり返ってしまいそうに力なく桃の木に引っかかっている。
そっと触ってみたが動かない。やっぱり駄目だったか、、、

あっ、僅かに触覚が動いた。まだ生きてる。

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室内の『マユハケオモト』の鉢においてやった。

1時間後、翅を広げていたので、脱脂綿に水で薄めたメープルシロップの上に乗っけた。

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シロップを飲んでいるのかはよく分からないが、少し動けるようになってきた。

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ストーブを当ててやると少し元気が出たみたい。
でも、飛べそうに無いし、自力で花の蜜を吸うことも出来ないだろうし、、、
子供の頃から知ってる子なので最後はウチで看取ってあげようと思う。

たかが蝶々、、、されど蝶々。

本日の1曲。

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