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2018.12.23

蘇る

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もう、すっかり年の瀬。

 

あぁぁ~

 

今年1年を5文字で例えたら 【や・る・せ・な・い】しか思い浮かばん。

 

それはさておき、、、

 

この度、訳あって上の画像の糸ノコ盤を手放す事になりました。
現役バリバリで今現在も使用中ですが、、、

 

詳しくはコチラ。 興味のある方は、連絡ください。

 

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手放す理由は、下の画像のアンティークな? いや、ほぼ鉄屑に近いような半世紀前の糸ノコ盤を譲り受けた為。
この鉄屑、、、もとい、大島式と言う名の骨董機械は、20年前に廃業した某木工所の社長が長い間、倉庫に置いていたモノなのだが、今年大阪で猛威を振るった台風21号によって倉庫の屋根が一部飛ばされて雨曝しになっていたのである。

 

そして、近々この倉庫を取り壊してしまうので、ここに置いてある今となっては貴重なミニフォルテと言う木工機械やヒノキなどの材木を処分したいと言う電話があり、2ヵ月ほど前に引き取りに行ったのだ。

 

倉庫で使えそうなものを車に積み込みながら、長年放置されて積もったゴミや埃を巻き込んで錆散らかした大島さんを見たとき、これは要らないな。ウチにもこれの一回り小さい700mmの大島式の糸ノコ盤があるし、、、と思ってスルーしていたのだが、、、

 

なんと、ヤマダは持って帰りたいと言うのだ!

 

いったい誰が直すんやろ?

 

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約50年以上前に製造された『大島式の糸鋸盤』 

 

ふところサイズ(アームの長さ)1000mm  家庭用100Vのモーター仕様。

 

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錆錆の定盤

 

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錆着いたマイナス頭のネジやボルト・ナット類、、、上手く外せるかちょっと心配。

 

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木の粉に混ざって砂も積もっている。

 

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マイナス頭のネジを多用している部分を何とかバラすことが出来た。

 

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古めかしい駆動部分。 レトロな『ON/OFF』スイッチが時代を感じさせるなぁ。

 

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全てのパーツを分解したところ。

 

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じつは、アームの部分は木製。 たぶん?ヤマザクラ

 

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モーターの配線が硬化してバネみたいに、、、

 

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ディスクグラインダーにカップワイヤーを着けて錆び落とし。
これでヤルと気持よく錆が取れるけど、辺りは黒い埃の煙幕に包まれるのが難点。
それと、持つ手が滑って左手首を10cmくらい擦りむいたのが悔しかった。

 

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隅っこは、ワイヤーグラシでゴシゴシ。

 

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そして、下地が整ったので塗装。

 

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文字の部分は、例の塗料を使うことが出来た。

 

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細かいパーツの一夜干し。

 

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100V のモーターも掃除をして再塗装。

 

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塗装が乾いたので、組み立て開始。

 

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駆動部分の組み立て。

 

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アーム部分の組み立て。

 

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綺麗になった定盤も取り付けて、、、

 

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折角アームが1000mmもあるので、ウチの小さいほうの大島式に付いている200Vのモーターを外して付け替えることにした。

 

そして、仕事の合間(レストアの合間に仕事をしたが正解)に4日掛かりで分解~磨き~塗装~組み立て~調整を終えてようやく完成!

 

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現在、上阪機械株式会社は、『上阪機械販売株式会社』と名を改め現存するが、どこを探しても大島式糸ノコ盤の詳細が出てこない。
なので、純正部品の調達は非常に難しい。
半世紀も前の機械なのだから仕方がない。
なので故障したら自分で部品を作るか、ほかのよく似た部品に手を加えて流用するしかなさそうだ。

 

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半世紀前の最新型?

 

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定盤の傾斜目盛りも元通りに再現。

 

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なかなかレトロでカッチョ良い。

 

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後ろからの眺めもうっとり、、、

 

 

で、思いのほか綺麗に仕上がった大島さんを眺めていると、やっぱり小さい方の大島さんが見すぼらしく見えて、、、
小さい方は、100Vのモーターに付け替えるだけにしようと思っていたけど、、、

 

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ふところサイズ(アームの長さ)700mm  動力200Vのモーター仕様。

 

20年まえにウチにやって来た小さいほうの大島式。
この機械の出所は、大きい方の大島式と同じ。
ただし、こちらはずっと現役。大きい方はリタイア組。

 

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さすがにアチコチにガタが出ている。

 

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100V仕様にコンバートされた700mmの大島式

 

再生工程は大きい方と殆ど同じなので、作業経過の画像は割愛して小さい方もあっという間に完成!
実際は、これも4日掛かったけどね。

 

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なかなか良い眺め。 小さい方のアームの材は、たぶん?マカバ

 

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見た目は、大きい方も小さい方もあまり変わらないけど、共通部品は逆U字型の脚とペダルと駆動部分のプーリーだけだった。
年式は同じかどうかは不明だけど、なかなか興味深い経験だった。

 

で、なぜ古い方を残して新しい方を放出するのか?
ズバリ!雰囲気が良いから。
ではなくて、慣れるまで扱い難いかもしれないけど慣れると意外とこっちの方が切るのが楽ちんでキレイのである。

 

本日の1曲。

 

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