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2018.12.31

mokkouyaの2018年のおさまらない日々

暮れも大晦日だけ。
なのに、mokkouyaは本当に最後の最後までおさまらない2018年だった。

永く付き合いのあるA社を通じて、B社にある修理の依頼をした。
その修理というのはメーカーの想定外の修理なわけだけれども、B社に変わる前身の会社の時代からA社に依頼してやってもらっていた修理だったので、ダメ元でお願いしてみた。
はっきり言って面倒な修理なので「出来れば」でいいのでという感じだったのだけれども
快く¥●000-でできるというので発注(←ここ重要)

数日が過ぎ出来上がってきましたとA社から連絡。
昨日引き取りに向かう。

急いでいたのでその場では確認せず引き取って帰って、開けてびっくり!

一応修理してあるのだけれど、「なにこれ!」的修理。
素人目に見ても次使うときには確実に壊れるのが判るくらいの出来。

これがお金を払ってしてもらう修理?

あまりにも納得できなかったので速攻、これはどうなの?とA社に電話すると
A社の奥さんは明らかに面倒でぞんざいな対応。挙句の果てに
「B社が、こんな修理引き受けたくなかったって言うてましたわ」と
それ、お客に言う?!って耳を疑う言葉。
マジか!

じゃあ年明けに持ってきてくださいという話で電話は終わったのだけれども、
mokkouya二人して、気持ちのおさまらん空気になり、差し違えるのも覚悟で(まぁ物騒な・笑)今日30日引き取った品物を持ってA社に突撃した。
店先には奥さんと代替わりした息子。
「ああ、毎度」といいつつも明るい顔ではない。

その後の展開は予想通りだった。
これ見てくださいと持っていった品物を、まじまじと見る気もない様だった。
むこうからしたら、うちは出来上がりに文句をつけるクレーマーなのだろう。あまりにも腹が立ったのでB社から帰ってきた品物を検品せずに出してるんですか?と問うた。
そしたら、B社を信用して開けていないという。
おいおい、せめてここで、「確認してませんでした、えらいスンマセン」と出んかー?
そして確認して当たり前だと思うけど。
それでお金もらってるのに、怠慢すぎやしないか。


実は今までも同様なことが何度かあって、そのたびにこの繰り返しだった。

今回は返金となり、おさまったのかおさまっていないのかよくわからない終わり方になったけれど、うちはA社にしてみるとうっとうしい客なのかもしれない。

永く世話になってきたけれど、もう終わり。そんな気がした。
うちがA社の立場ならお客に申し訳ない気持ちになるのだけれど、皆さん、これ間違っていると思う?

こんなこと年明けまで持ち越して、悶々するのが嫌で今日片付けてきた。
気持ちがおさまらなかったので、久々にブログを書いた。

今日はもう大晦日。
最後にはもっと別の楽しいことをUPしたいな。

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2018.12.25

I feel like crying now

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平成時代最後の年。

そして今日は、クリスマス。

毎年毎年、相も変わらず、ラジオから流れてくるのは聴き飽きたクリスマスソング。

良い曲もあるのだけど、今はそれが雑音にしか聴こえない。

心を閉ざしている訳では無いけど、、、

2018年は、辛い事、悔しい事、悲しい事、切ない事、、、
嫌な事が一気に押し寄せたような本当にやるせない1年だった。

それもあと1週間我慢すれば新しい年に変わる。

2019年になったからと言って急に何かが変わるわけではないけど、早く2018年から抜け出したい。

今は、そんな気分。

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7月3日。 ケンちゃんが体調を崩し、その日から工房に泊まり込みの看病が始まった。
7月21日。 急にチャコちゃんがこの世を去ってしまった。
8月24日。 辛く苦しい闘病生活を強いられていたケンちゃんが力尽きた。

辛くて辛くて堪らなかった。

そんな寂しさを救ってくれたガリちゃん

初めは、なかなか慣れてくれなかった。
外猫だった頃からもう4年半も世話をしているのに触ることさえ許されなかった。なのに何故か?ヤマダにだけは心を許していたガリちゃん。

ケンちゃん、チャコちゃんが居なくなった後もぴょん吉とガリちゃんが仲良くなれるまで心配なので、一人工房に寝泊まりしながら見守ってきた。
ガリちゃんは、明け方4時~5時半くらいにお腹が空くようで、そのたび起きてご飯の用意をする。
そして、ガリちゃんのトイレの掃除も寝床の掃除もしているのに近づくと『シャーッ!』って怒られる。
きっと、ガリちゃんの目には、体調が悪くしんどい時にいつも捕まえられて病院に連れていかれる恐ろしい人間に映っていたのだと思う。
なので、ガリちゃんが分かってくれるまで悪役に徹してやろうと決めた。
心のよりどころはヤマダに任せて、、、

そして、今月に入ってようやく触ることを許され、ヤマダが傍にいるときは、喉をゴロゴロしてやると手をベロンベロンと舐めてくれるまでになったのだ。

じゃれている可愛いガリちゃん。

今年は、良いことが何も無かったけど、年末年始は、のんびりとガリちゃんのいびきでも聞きながら過ごせるなぁ、、、
もう少し慣れてくれたら抱っこさせてもらえるかもなぁ、、、なんて楽しみにしていた。


だけど、、、だけど、そんなささやかな夢も粉々に打ち砕かれてしまった。

12月12日。 夜中にガリちゃんが嘔吐し食欲が無くなったので、風邪をひいてしまったのかもしれないと思い病院に連れて行った。
12月13日。 夜中から1時間半おきに白い泡状の胃液を吐くこと5回。
12月14日。 血液検査の結果、急性腎不全であることが判明。

その日から皮下点滴を打って、利尿剤を注射し、老廃物(毒素)を排出させる治療が始まった。
それでも一向に良くならず、腎臓のBUN(腎臓機能)の数値が正常値の約6倍。CRE(クレアチニン)の数値が正常値の約10倍。残念ながらステージ4の末期だった。
あくる日から毎日通院し、皮下点滴をするが、、、

12月18日。 皮下点滴よりも効果的な静脈に直接ソルラクト輸液、ビタミン剤、吐き止め、胃薬を輸液することになったのだが、朝9時半にガリちゃんを病院で預かってもらい時間をかけて静脈輸液をし、夕方5時ごろ迎えに行く予定が、、、
1時間後に電話があり、ガリちゃんの腕が浮腫んでしまって静脈に点滴針が注せないので、今まで通り皮下点滴をせざるを得ないと、、、
そして、4時ごろまた電話があり、ガリちゃんが入院用の大型のケージのドアにしがみついて暴れるので、お迎えに来てやってほしいと、、、

12月20日。 今年最後の木工教室でガリちゃんを病院に連れて行けないのと、日曜日は病院が休みなので、自分たちで皮下点滴と利尿剤の注射をすることになった。
前の日に病院で練習を兼ねて皮下点滴をさせてもらったのだが、今回の件のショックと初めて点滴の針を注す緊張と連日の寝不足と老眼鏡を忘れた事が悪い方に相乗効果し、見事に太っい点滴針を自分の指に注してしまい撃沈。あとはヤマダに任せることに、、、

12月21日。 ガリちゃんの足元がふらつき上手く歩けない。
そして、それまで青っ洟を垂らしていた鼻から血が出ている。
もう水も飲めなくなって、オシッコも出ない。
呼吸状態を見ていると、ケンちゃんの時と同じように腹水が溜まっている感じがした。

12月22日。 朝、ガリちゃんを工房に残して病院へ行き延命治療の中止を申し出る。
先生は、獣医師の立場で言えば、出来る限りの治療は施します。けど、自分自身がその立場だったら同じく中止しています。と言われた。
それを聞いて、もう助からないと確信する。
腎不全の末期には発作が起きるので、苦しませないために発作止めの座薬だけ処方してもらいガリちゃんのもとに帰った。
この日の木工教室は、午後からなのでそれまでガリちゃんの傍にいてあげようと思う。
12時少し前、ガリちゃんの呼吸が変わり始めた。

12時20分。 静かに眠るように息を引き取った。 (推定年齢7歳)

発作が起きなかったことだけが救いだった。

2日前の体重は、7.8kgもあり、なんだか死んでしまったように見えない。

教室が始まるからもう起きて、ガリちゃん、、、目を開けて。

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2014年の7月。

ウチの路地にガリガリに痩せこけて所々毛が抜け落ちた今にも死にそうなチャトラがうずくまっていた。
あまりにも哀れに思い、ご飯をあげた。

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それから1ヵ月半ほど経ち、そのガリガリ猫は、命をつなぐことが出来た。
毛が生え揃って、普通の野良猫に見えるようになってきた頃の画像。

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その年の12月、ガリちゃんと名付けた猫は順調に体重を増やし、日向ぼっこをする余裕さえ出てきた。
そんなある日、他の野良猫に襲われたのか?右前脚を怪我してびっこをひく。

2015年の2月。 怪我が治らぬまま、忽然と姿を消した。

心配で心配であちこち探した。
保健所に右前脚を怪我しているチャトラのオス猫は保護されていませんか?と電話するが、、、
行方が分からない。

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4月の半ば、寝室の窓から下を見ると、、、チャトラ。
あれ? ガリちゃん?
慌てて下に降りて裏の路地に出た。

やっぱり、ガリちゃんだった。
2ヶ月ぶりに見るガリちゃんは、少しやつれていた。
お腹を空かせたガリちゃんは、山盛りのご飯を食べた。
だけど、右前脚の怪我は、悪化して化膿している。
次のご飯から抗生物質の錠剤を仕込むが効果なし。

6月に捕獲機でガリちゃんの捕獲に成功。
そして、去勢手術をして、右前脚の治療もしてもらう。

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その甲斐もあり、ガリちゃんは真ん丸になった。

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2016年1月6日のガリちゃん。

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2017年の春ごろから日中は、時々機械場で過ごすようになった。

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気持ちよさそうに昼寝しているガリちゃん。

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2018年の春ごろから日中は外で過ごし、夜は機械場で寝る生活に。

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黄金色のガリちゃん。

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工房の様子が気になるみたい。

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チャコちゃんもケンちゃんも居なくなってしまった工房のドアを開けたやった。

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ピョンちゃんと仲良くなれたら嬉しいなぁ、、、

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9月の半ば、正式にウチの子になったガリちゃん。

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11月の初め。 いびきをかきながら眠りこけるガリちゃん。

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12月12日。 風邪ひいてしまったかな?

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12月20日。 心が折れそうになりながら皮下点滴をする。

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銀杏の葉っぱと青やピンクの花を箱に敷いてあげた。

そして昨日、最後のお別れをしてきた。

短い間だったけど、一緒に過ごせて本当に幸せだった。

有り難うガリちゃん。

本日の1曲。

何時寝て、何時起きたのかもよく分からない工房での生活も今日で終わり。
172日ぶりに自宅のフカフカ布団で眠れる。

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2018.12.23

蘇る

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もう、すっかり年の瀬。

 

あぁぁ~

 

今年1年を5文字で例えたら 【や・る・せ・な・い】しか思い浮かばん。

 

それはさておき、、、

 

この度、訳あって上の画像の糸ノコ盤を手放す事になりました。
現役バリバリで今現在も使用中ですが、、、

 

詳しくはコチラ。 興味のある方は、連絡ください。

 

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手放す理由は、下の画像のアンティークな? いや、ほぼ鉄屑に近いような半世紀前の糸ノコ盤を譲り受けた為。
この鉄屑、、、もとい、大島式と言う名の骨董機械は、20年前に廃業した某木工所の社長が長い間、倉庫に置いていたモノなのだが、今年大阪で猛威を振るった台風21号によって倉庫の屋根が一部飛ばされて雨曝しになっていたのである。

 

そして、近々この倉庫を取り壊してしまうので、ここに置いてある今となっては貴重なミニフォルテと言う木工機械やヒノキなどの材木を処分したいと言う電話があり、2ヵ月ほど前に引き取りに行ったのだ。

 

倉庫で使えそうなものを車に積み込みながら、長年放置されて積もったゴミや埃を巻き込んで錆散らかした大島さんを見たとき、これは要らないな。ウチにもこれの一回り小さい700mmの大島式の糸ノコ盤があるし、、、と思ってスルーしていたのだが、、、

 

なんと、ヤマダは持って帰りたいと言うのだ!

 

いったい誰が直すんやろ?

 

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約50年以上前に製造された『大島式の糸鋸盤』 

 

ふところサイズ(アームの長さ)1000mm  家庭用100Vのモーター仕様。

 

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錆錆の定盤

 

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錆着いたマイナス頭のネジやボルト・ナット類、、、上手く外せるかちょっと心配。

 

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木の粉に混ざって砂も積もっている。

 

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マイナス頭のネジを多用している部分を何とかバラすことが出来た。

 

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古めかしい駆動部分。 レトロな『ON/OFF』スイッチが時代を感じさせるなぁ。

 

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全てのパーツを分解したところ。

 

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じつは、アームの部分は木製。 たぶん?ヤマザクラ

 

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モーターの配線が硬化してバネみたいに、、、

 

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ディスクグラインダーにカップワイヤーを着けて錆び落とし。
これでヤルと気持よく錆が取れるけど、辺りは黒い埃の煙幕に包まれるのが難点。
それと、持つ手が滑って左手首を10cmくらい擦りむいたのが悔しかった。

 

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隅っこは、ワイヤーグラシでゴシゴシ。

 

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そして、下地が整ったので塗装。

 

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文字の部分は、例の塗料を使うことが出来た。

 

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細かいパーツの一夜干し。

 

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100V のモーターも掃除をして再塗装。

 

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塗装が乾いたので、組み立て開始。

 

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駆動部分の組み立て。

 

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アーム部分の組み立て。

 

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綺麗になった定盤も取り付けて、、、

 

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折角アームが1000mmもあるので、ウチの小さいほうの大島式に付いている200Vのモーターを外して付け替えることにした。

 

そして、仕事の合間(レストアの合間に仕事をしたが正解)に4日掛かりで分解~磨き~塗装~組み立て~調整を終えてようやく完成!

 

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現在、上阪機械株式会社は、『上阪機械販売株式会社』と名を改め現存するが、どこを探しても大島式糸ノコ盤の詳細が出てこない。
なので、純正部品の調達は非常に難しい。
半世紀も前の機械なのだから仕方がない。
なので故障したら自分で部品を作るか、ほかのよく似た部品に手を加えて流用するしかなさそうだ。

 

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半世紀前の最新型?

 

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定盤の傾斜目盛りも元通りに再現。

 

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なかなかレトロでカッチョ良い。

 

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後ろからの眺めもうっとり、、、

 

 

で、思いのほか綺麗に仕上がった大島さんを眺めていると、やっぱり小さい方の大島さんが見すぼらしく見えて、、、
小さい方は、100Vのモーターに付け替えるだけにしようと思っていたけど、、、

 

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ふところサイズ(アームの長さ)700mm  動力200Vのモーター仕様。

 

20年まえにウチにやって来た小さいほうの大島式。
この機械の出所は、大きい方の大島式と同じ。
ただし、こちらはずっと現役。大きい方はリタイア組。

 

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さすがにアチコチにガタが出ている。

 

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100V仕様にコンバートされた700mmの大島式

 

再生工程は大きい方と殆ど同じなので、作業経過の画像は割愛して小さい方もあっという間に完成!
実際は、これも4日掛かったけどね。

 

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なかなか良い眺め。 小さい方のアームの材は、たぶん?マカバ

 

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見た目は、大きい方も小さい方もあまり変わらないけど、共通部品は逆U字型の脚とペダルと駆動部分のプーリーだけだった。
年式は同じかどうかは不明だけど、なかなか興味深い経験だった。

 

で、なぜ古い方を残して新しい方を放出するのか?
ズバリ!雰囲気が良いから。
ではなくて、慣れるまで扱い難いかもしれないけど慣れると意外とこっちの方が切るのが楽ちんでキレイのである。

 

本日の1曲。

 

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