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2015.11.09

Gentle cat

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3年半ほど前、ウチの路地に1匹のゴツイ野良猫が現れた。
フトシと言う名の猫。
勝手にそう呼んでいるのだが、、、
そのフトシ、1年ほど前に去勢されるまでは、この辺りを牛耳っていたのだ。

ちなみに前任のボスは、猫神様からおっちゃんと呼ばれていたキジトラ。
もともとこの辺りには、7年ほど前にナガラ君と呼んでいたキジトラのボス猫がいたのだが、もしかしたらその野良猫の子孫かもしれない。
そして、フトシも歴代のボス猫と風貌がそっくりなのだ。

上の画像は、少し人に慣れてきた頃の2年半前のフトシ。
と言っても、5メートル以上近づけなかったが、、、

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これが3年半ほど前にウチの路地に現れた頃のフトシ。
画像からも見てわかる様にとにかく太かったのでフトシと呼んでいたのである。

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これは、去勢後のフトシと奥さんのクゥーちゃん。
クゥーちゃんは、ぴょん吉のお母さんで、ぴょん吉が生まれる少し前からフトシと一緒に行動していたので、ぴょん吉のお父さんはフトシかもしれない。

ちなみにクゥーちゃんのお母さんのワカちゃんは、前任のボス猫のおっちゃんの奥さん。
フトシの元カノは、クゥーちゃんの姉妹のチカちゃん。

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そんな頼れるモテ男のフトちゃんなのだが、今年の殺人的猛暑にやられて体調を崩してしまったのである。
上の画像は、9月初め頃のフトちゃん。
5kg以上あった体重が3、5kgくらいになってしまった。
そしてちょっと気弱になったのか?まわりの猫たちに遠慮ぎみで以前のボス猫の威厳はまったく感じられなくなった。
住まいも西側の路地に建てた小屋をガリちゃんに明け渡して裏のアパートの軒下や隣の駐車場の車の下で過ごす様になったのだ。
陽が暮れるとすっかり寒くなった10月。このままでは痩せっぽっちのフトちゃんが心配なので南側の路地にフトちゃんハウスを新築してあげたらすんなり入ってくれて一安心。
朝昼晩と給仕係のオッサンがご飯を運び、少しでも肥えさせようと1日数回、大好物のプチシューのカスタードをおやつに与え、朝はフトちゃんがトイレに使っている横の植え込みの糞掃除。

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5日前、フトちゃんは、いつものように朝ご飯を食べ、昼前にプチシューを食べた後、小屋に引きこもってしまった。
あくる日も水とオシッコ以外は小屋から出てこない。
風邪でもひいてしまったのか?

金曜日、木工教室3連荘の初日。
朝、小屋を覗くとフトちゃんがいない。
どうしよう、、、あんな身体で体力もないのにいったい何処へいってしまったんやろ。
とりあえず、教室の準備を終えてからあちこち探し回ったが見当たらなかった。
そして、教室が始まる前に裏の路地にいるガリちゃんにご飯をあげようと小屋を覗いたら、、、
居た、、、フトちゃんが以前の自分の家にいたのである。
少し安心した。

午後の教室の休憩時間にフトちゃんの様子を見に行くと、、、
またいなくなっている。
もしかしたら、、、と思い懐中電灯を持って路地の奥の壁の隙間を照らしてみた。
幅30cmほどのブロック塀の隙間で奥に行くほど狭まっていて10mくらいのところで猫の目が光った。
たぶんフトちゃんだ。
教室を終えて後片付けをし、PC仕事を済ませたら辺りは真っ暗。
フトシが無事に帰って来れたら良いのだが、、、

夜8時頃、フトちゃんの小屋を覗いたら毛布の上にちんまりと座っていた。 
良かった良かった。
明日は雨が降るらしいから小屋に戻った方が良いと思ったんやろか?
早く元気になって大好きなカスタード食べれたら良いのになぁ、、、

9時半頃、晩御飯を食べに自宅に戻る際に小屋を覗くとフトちゃんがこちらを向いて座っていたので、『頑張りや』と声を掛けて上がった。
11時過ぎ、工房に戻り小屋を覗いたら、フトちゃんのお尻が、、、
『フトちゃん、お腹空いてるやろ。ご飯食べへんか?』

フトちゃん、、、フトちゃん、、、

小屋の扉を開けてみた。

フトちゃん、、、フトちゃん、、、

触ってみた。 もう動くことはなかった。

お疲れさん。 よう頑張ったなぁ、、、よう帰ってきてくれたなぁ、、、

小屋のベッドから出してやり、バスタオルに包んだ。
そして、初めて撫でてやることが出来た。
まだ、暖かかった。

有難うフトちゃん。


土曜日、早く起きて花を買いに行った。
フトちゃんを寝かせている箱に花と大好きなプチシューと食べられなかったご飯を入れてあげた。


昼前、環境局の車が迎えに来てくれた。

バイバイ、、、フトちゃん。

そして、木工教室に戻った。

本日の1曲。

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