久しぶりに: 今日の木工屋

2014.02.01

久しぶりに

先日、久しぶりに早起きして京都へ出かけた。
この日の天気は、快晴で絶好の行楽日和。

それにしても暑い。
こんなに天気が良いのに阪急電車の暖房が効き過ぎて、、、
嗚呼～早く降りたい、、、脳ミソがオーバーヒートしそう。

で、着いたのは北大路駅。
とりあえずコンビニでポカリスエットとミルキーフランスと明治エッセルスーパーカップ超バニラを買って賀茂川の河川敷にへたり込む。

【アオサギ】

アオサギを横目にバニラアイスを食べてクールダウン完了。
そこから川沿いを歩いて京都府立植物園に到着。
今日は平日、水曜日ということもあってか？あまり人がいないので歩いていて気持ちが良い。
だけど、、、もしかしたら小鳥も少ないみたい。

ただ、この１種類の野鳥だけはワンサカ居る。
空を見上げると数十羽の群れが『イカルコキィー』と鳴きながら樹から樹へ、、、
地面を見ればせっせせっせと落ち葉をひっくり返してドングリを食べている。
数百羽はいるだろうか？
大阪城公園では、３～４羽見れたら良いくらいなのにこんなに居ると珍しくも何ともないなぁ、、、

【イカル】

しばらく歩いていると、まだ蕾も膨らんでいない梅林に数名のカメラマンが、、、
何か可愛らしい小鳥でもいるのかなぁ？と思い近付いてみると咲ほころびかけたロウバイの花を撮っている。
なぁ～んやぁ、、、と心の中で呟きながらコンデジでロウバイの花を撮っている自分がいた。

梅林の横の池を見るとシラサギ（ダイサギ）とアオサギとマガモのエクリプスがジッとしている。
そして、池の対岸では３脚族カメラマンが数名何かを狙ってるみたい。
なので、邪魔にならないように林のほうから回って対岸に行ってみたら３脚族カメラマンのオッサン２人が岸辺に茂っているススキをへし折っていた。
撮影の邪魔になるからかなぁ？

おっさん（Ａ）：どっか行ってしもたかなぁ？
オッサン（Ｂ）：まだおる、、、あっこにいとる。
おっさん（Ａ）：えぇ～？　わからん、、、
オッサン（Ｂ）：あっこの枯れてる木の左の枝の下のほうや！
おっさん（Ａ）：お～っ、おったぁ、あれか！

どこに何がおるのか？さっぱり分らん。
なので、双眼鏡で居場所を確認しているオッサン（Ｂ）に尋ねてみることにした。

あのぉ～　何が居るんですか？

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

見事に無視されてしまった。

悔しいから自分で見つけてやるわっ！と思いファインダーを覗いていると、おっさん（Ａ）が、『この正面の樹のＹ字になってるところあるやろ、あの左下の緑のとこにカワセミおるねん。』って教えてくれた。
あっ！ホンマや。雄のカワセミや！

ちょっと枝が被って見え難いけど、そのうち小魚を捕りに池にダイブするかも知れないと思いレンズを構えて待っていたのだが、、、重い。
５００ｍｍの望遠レンズを手持ちで構えていられる時間って、長くて１分くらいである事に気付いた。
カメラとレンズで３ｋｇちかくあるのだから脇を締めてホールドしていても腕がブルブルなってしまうのである。
なので、１分構えて１０秒のインターバルを取るのだが、タイミング悪くそのインターバルの間に飛んでしまうことが３回。
結局、飛んでいる画像は殆んどピンボケでボツ。

そうこうしていると、赤いリュックを背負った常連らしきオッサン（Ｃ）がやって来てオッサン（Ｂ）に『おりまっか！』と尋ねた。
オッサン（Ｂ）：おるで！あっこや！
オッサン（Ｃ）は、３脚を広げて機嫌良くカワセミを撮り始めた。
と、思ったら急に怒り出した。
『あのボケ！飛んでしもたやないかい！』
『アイツが正面入りよったからビックリして飛んだんや！』

対岸に居た人が岸辺にいたアオサギを見ようと覗きこんだ瞬間、カワセミが飛んでしまったのである。
で、対岸の人が『何か居ましたんか？』と言うと、オッサン（Ｂ）、オッサン（Ｃ）は『なんもおらへん！』と怒鳴っていた。
待ってたらまたカワセミは戻って来ると思うんやけど、オッサン（Ｃ）は怒りが収まらない様子。
『ああいうヤツに限って何が居るんですか？って聞きよる！見たら分るやろっ！』

さっき同じこと尋ねたんやけどなぁ、、、
でも、そんなん判る訳無いやろっ！と心の中で呟きながら池を後にした。

いつもなら歩いて行くのだが、時間があまりないので、昼からバスに乗って京都御苑に向かう。
とりあえず、野鳥の水飲み場へ、、、