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2009.01.14

ミニフォルテ

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今日は、先日注文していた機械の部品が揃ったので昼から修理する事にした。
この機械は、飯田工業製の【ミニフォルテFX-120】という自動カンナ盤で、1mmくらいの厚みの薄い板をつくることが出来る特殊な機械なのだ。
普通の家具製作工房では、ほとんど使うことはないと思うが、FUJIHIRO製の香道具製作には欠かせないのである。
また、この機械は、1989年製造で、数年前に生産が終了しており、中古機械市場でもあまり出モノが無く、整備済みだと10~15万円もするのである。
で、このミニフォルテ、何処が悪いかと言うと、材木を押さえるゴムローラーと、前に送り出すゴムローラーと、削り取ったカンナ屑が送りローラーに飛び散らないようにする為の薄いステンレス製の板が、永年疲労などにより使い物にならない状態で、それらを新品に交換する必要があったのだ。

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まず、送り・押さえローラーの回転数を減速する為のギアおよびチェーンテンショナーと、スプロケットに掛かっているチェーンを外す。
サービスマニュアルもパーツリストも無いので、まず目で見て仕組みを理解した上で外して行く。
古いクルマや単車のレストア・修理の鉄則。

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取り外した送り・押さえローラー(画像右上)
両端が、くにゃくにゃ曲がってしまっている薄いステンレス製の板(画像右下)
これは、意外と高価な部品だったので、板金して再度使用する事にした。

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上の2本が、新品のゴムローラー。1本の値段が¥12,800-也。
下が劣化したローラーと錆々のローラーテンショナーとスプロケット。
このスプロケットのズレ止めコッターピンがなかなかくせ者で脱着に手間取った。

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そして、新しい替え刃と交換して完成。
右のローラーの横にネジ3本で止まっているのが、板金した薄いステンレス製の板。
さぁ、明日からガンガン稼働してもらわねば、、、、
1月、2月は、香道具三昧だ。

ちなみに、修理を終えてから『チェ39歳別れの手紙』の試写会に出かけた。
何か、切なくて虚しい映画だ。
本日の1曲。

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コメント

前略
初めまして、こんにちわ、熊本の山の中で暇を見つけては趣味で木工しております。ウクレレを作る為にちょうどミニフォルテが手に入りまして(かなり探しました)、お宅様のブログを拝見させていただき大変参考になりました。購入機械はかなり傷んでおりまして部品はないと言うことで、どうしようかと思っていた矢先に藤田様の貴重な補修写真を食い入るように見せていただきました。有難うございました。
部品の購入先がありましたら教えて頂けないでしょうか
失礼とは思いつつ、突然のメールで申し訳ありません。

投稿: 三井 義晴 | 2011.09.22 22:02

三井様
はじめまして、こんばんは。
こんな拙い解説ですが、参考にして頂けて良かったです。
部品の購入先の件ですが、右のサイドバーのおしごと&お役立ちの項目にある【☆ようこそ、かね一機工へ☆】をクリックしてみて下さい。
ミニフォルテの部品は、全てココで取り寄せてもらいました。
余談ですが、ウチのミニフォルテは修理してから2年8ヶ月経った今まで、不具合は全く見受けられません。
送り・押さえローラーの各2か所あるテンショナーの調整をきっちりやっておけば、材木のキックバックや滑りが防げるので、ゴムローラー及び木端返し(ステンレスの薄い板)の摩耗・損傷を最小限に抑えられると思います。

投稿: mokkouya | 2011.09.22 23:10

はじめまして
趣味で木工をしております。
先日オークションでミニフォルテを入手することが出来ました。
ローラー交換の写真大変参考になります。
送りに問題があるようで、とりあえず分解清掃整備をしようと思いましたが、先端の蓋(固定ピンの方)のネジ4本を外しても刃筒軸から外れてくれません。なにかヒントでもいただけると非常に助かります。

投稿: やま | 2016.09.30 12:47

やま 様
はじめまして、こんにちは。

< 先端の蓋(固定ピンの方)のネジ4本を外しても刃筒軸から外れてくれません。

と言うのは、ローラーを固定しているテンションボルトのダブルナットを外してもローラー自体が下に落ちてこないという事でしょうか?

ウチのミニフォルテの場合は、テンションボルトの付け根にある四角い軸受が固着してビクともしなかったので、CRCやシリコンスプレーを注してプラスティックハンマーで交互に叩いて落としました。

この機械は比較的シンプルな構造なので落ち着いてじっくりやれば何とかなりそうですよ。頑張って下さい。

投稿: mokkouya | 2016.09.30 18:23

返答ありがとうございます。
外せないのは上下する部分の2本の丸柱の逆側先端の台形の蓋です。
カッターヘッドを受けていると思うのですが、カッターヘッドの回転方向には回るのですが軸が抜けてくれません。

広い場所がないのでミニフォルテの小ささは感激ものです。
いろいろ楽しみながら掃除・整備してみます。

投稿: やま | 2016.10.01 09:11

やま 様

進行方向に向かって左側のカバーの事ですね。

この部分は、テーブルを最下位置にしてカバーの両端を抜きたい方向にガコガコしたら抜けます。
始めは、何か突起物のようなもので抜けないようにしてあるのかなぁ?と不安になりましたが、根気よくガコガコしていたら抜けてきましたよ。

投稿: mokkouya | 2016.10.01 15:10

ありがとうございました。根気よくガコガコやってみます。

入手した機械が古いタイプなのかネットで情報のあるような裏刃にネジで調整するような機構がなく、固定の出っ張りがあるだけで、刃の出は調整出来ないようなのです。
入口側のステン板も同サイズが2枚重ねて入っていましたし。

地元の販売代理店を聞くのに飯田工業に電話しました。その時取説出せますかと聞いたら、部品としてだすので数万かかりますと言われて諦めました。

家電などでは前の機種でもPDFで取り出せたりする時代なのになあと感じますが、消耗品を出してもらえるだけで感謝しなくてはいけませんね。

投稿: やま | 2016.10.03 12:43

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