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2007.01.08

スッゲェ~色。

200701081

昨年の秋に依頼されて製作した変わった木工品。
ズバリ! 三味線のバチなのである。
と言っても本気で弾くものではなく、言ってみれば記念品である。
が、本気で弾いてもらってもかまわないように作ってあるのだ。
三味線のバチというと、津軽三味線、長唄など用途弾き方によって大きさや重さ厚みなどが異なり、材質もピンからキリまであり、象牙の無垢で出来たものが最高級とされている。
一丁の値段が100万円は下らないらしい。
そして、刃先にべっ甲を貼ったものもあり、ポピュラーなものは白樫で出来ている。
で、昨年作ったこのバチは、白い柄のものが、メイプル材とパープルハートと呼ばれる中南米産のムラサキ色の木で出来ていて、真ん中のものはすべてパープルハートで作った。

200701082

重さを約150gにする為、柄の側面に穴を掘って約50gの鉛を溶かして流し込み、パープルハートで蓋をしてある。

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これも同じく鉛を流し込んでいるが、材木の比重が異なるため上のものより約10gほど鉛の量が少ない。
柄の端っこにあるマークは、定紋『ぬの字うさぎ』http://www.sutv.zaq.ne.jp/somemaru/
この部分は、3ミリほどの厚さのツゲの木で象嵌してある。

200701084

これは、三味線の太鼓と糸の間に入れるコマ。
7cmの長さのメイプルを刳り抜いて、糸のかかる部分は、1.2mmの溝を切ってパープルハートをはめ込んである。
こういうチマチマした仕事が大好きなのだ!

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コメント

スゴすぎます!!!感動しました。

投稿: カワムラチアキ | 2007.01.09 19:50

うぉースゴイ!!
初めからパープルなんですか??
こりゃまた、凄い!!

投稿: (^_-)-☆なーみん | 2007.01.09 20:20

カワムラチアキさん。

ありがとうございます。
実物は、もっと鮮やかなんですょ。
また変わったモノが出来たら載せたいと思います。


なーみんさん。

荒木の状態のパープルハートは、切って直ぐの時、ちょっとウ○コ色をしています。
そして、1~2日経つとウソのようなムラサキ色になります。
不思議ですねぇ~

投稿: mokkouya | 2007.01.10 00:05

見事な出来栄えですね。
芸事、それに手で持って使うだけに微妙なんでしょうね。
染丸師匠のお祝い事の記念品でしょうか?

投稿: ひえもん | 2009.05.19 09:32

ひえもんさん、はじめましてこんにちは。
たとえ記念品だとしても、作り手としては、やはり手にとってみてしっくりこないと納得いかないものですね。
ちなみに『ぬのじうさぎ』の定紋を象嵌してあるバチは、3年前の染丸師匠40周年記念に制作依頼された品でした。

投稿: mokkouya | 2009.05.19 11:05

こんばんは、
ミキシイの私の管理コミュで紹介させていただきました。
ご了承の程お願い申し上げます。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4247114

投稿: ひえもん | 2009.05.29 20:38

こんばんは、ひえもんさん。
この度は、御紹介頂き有難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。

投稿: mokkouya | 2009.05.30 01:03

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